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新型コロナウイルスの感染者数が過去最高の7000人に達した韓国。一方で最近見つかったオミクロン株に関して、多くがワクチンを接種していないという宗教団体でクラスターが発生した可能性が報告されています。

韓国メディア朝鮮日報によると、中央防疫対策本部は9日、新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」に関して新規感染者が22人増え、国内で見つかったのは合計で60人になったと発表しました。

記事によるとこの22人の内訳については海外からの入国者6人に対し、国内で人から人に感染した16人となりました。また合計60人については入国者15人、国内(韓国人)45人という内訳になっています。

虚偽報告の夫婦の宗教団体でクラスターか

▼四次感染までの図
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韓国でオミクロン株の国内感染の主な発生源になっているのは、ナイジェリアから2021年11月24日に帰国した韓国人夫婦です。この夫婦は韓国発のオミクロン株感染者になったのですが、当局嘘の深刻をして自宅に帰宅。結果、息子・ドライバー・ドライバーの家族と行きつけの店の店員・ドライバー家族から夫婦の宗教団体信者まで4次感染が報告されていました。

そして、最近5次感染も確認されたと発表。予想では礼拝に参加していた4次感染の信者の家族らに5次感染したのではないかと考えられるのですが詳細は不明です。

オミクロン株の高い感染力

韓国ではこのような最悪の状況が今後広まる可能性があるのですが、現在は追跡ができており食い止めは可能だと考えられます。問題なのはオミクロン株の極めて強い感染力です。

前回お伝えしたように夫婦が帰国した11月24日のわずか4日後となる28日に、夫婦→ドライバー→ドライバーの家族→宗教団体という4次感染まで進んでいったことがわかっています(あくまで報道ベース)。これが事実なのかは不明なのですが、感染後かなり速い段階で体内からウイルスが出るか、もしくは手などに付着したわずか量でも自宅の家族に対して感染させる可能性があると考えられ注意が必要です。

ただ国内内外でもオミクロン株に感染した場合重傷化しやすかったり死亡率が高いという報告はいまのところなく、デルタ株と同等かそれ以下の可能性が示唆されています。