image98

何らかの理由により人により隠された財宝を発見する…。この手の内容は年に数回報じられていますが、今回は教会です。海外メディアによると、とある配管工が教会のトイレ修理ため壁をぶち壊したたところそこから60万ドルの現金・小切手を見つけてしまったと報じられています。

先月10日、テキサス州ヒューストンにある教会で便器が振動するというよくわからない不具合が発生し、配管工であるジャスティス・コリー氏が修理に出向いたといいます。

そこでコリー氏はトイレを修理するため断熱材を取り除こうと壁に穴をぶち開けたところ、壁の中にあったのは断熱材ではなく、多額の現金と小切手が床にこぼれ落ちてきたとのこと。

コリー氏によると「壁をぶち破ったら、現金や小切手が詰まったたくさんの封筒がゴロゴロと床に流れてきた」と話しており、思わず「ワォ!」と叫び、教会関係者を呼んだといいます。

▼トイレをぶち破った配管工のコリー氏
image99

その後ヒューストン警察が現場に駆けつけ、状況を確認したといいます。その結果、見つかった封筒などは合計で500個前後。警察によるとこの教会では7年前に盗難事件が発生していると話しているとのこと。
具体的には2014年に金庫に収められた60万ドルが無くなるという事件が報告され、犯人を見つけようと5000ドル(約50万円)の懸賞金をかけたとのこと。
また教会側も2万ドル(200万円)の懸賞金をかけたものの、結局犯人は見つからなかったとのこと。

その後も犯人を見つけることはできなかったのですが、この事件と関連していることはほぼ間違いありません。そしてその関係者は教会に出入りしていた、教会側に近い人間が考えられます。

という何か怪しい事件になっているのですが、教会側は今回トイレ修理を行い、正しく報告してくれたコリー氏に対して懸賞金をかけた分の2万ドルをプレゼントすることを決定。教会側は「ぜひ家族で素敵な休暇を過ごしてほしい」と話しています。