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水中を潜航しながら時には艦艇、時には人類に対して破壊的な攻撃を与える潜水艦。それを見つけ出すのは水上艦そして航空機、それ以外の様々なセンサーなのですが、今回は主に航空機で使用する『ソノブイ』と呼ばれるセンサーについて紹介していきます。今回はソノブイがどのように動くのか動画もあります。

ヘリコプターや旅客機のような大型の機体で潜水艦などを探し当てる機体は『哨戒機(対潜哨戒機)』などと呼ばれることがありますが、その敵の潜水艦を探し当てるのに用いられるのはソノブイです。これは機体から空中投下されるのですが、私達が目にできるのは水中に突っ込むまでの様子です。
ではこのソノブイ、水中に落下した後、どのように動くのでしょうか。



こちらがその映像になるのですが、水中に落下したソノブイは筒状の中から折りたたみ傘のようなアンテナを展開するという装置になっていることがわかります。

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ソノブイはこの程度の大きさ。映像のソノブイはAN / SSQ-101 Air-Deployable Active Recieve(ADAR)というものらしく、水中で傘のように開くこの装置には合計で40個のハイドロフォンで構成されています。そしてすぐに使えるわけではなく、投下後240秒つまり4分程度時間が必要だとしています。

このアンテナにはアクティブソナーという、自ら音響を発して潜水艦を探し当てる装置が搭載されており、水面に出たアンテナから航空機に正確に敵潜水艦の位置を送信。4.5~6時間ほど動作し続け、送信し終わったあとは水中に沈みます。

このソノブイは一定間隔で数基まとめて投下され運用されています。



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