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アメリカなど様々な国で使われている500ポンドの航空爆弾。Mk 82と考えられるのですが、今月15日フロリダ州にある空軍基地で駐機中の戦闘機から誤ってこの爆弾が落下。そのまま転がり続け弾薬庫に直行するという事故があったと報じられています。

海外メディアによると、米軍は16日、ホームステッド空軍予備役軍団で前日の15日、この基地に駐機していたF-16戦闘機のから500ポンド航空爆弾が落下。その爆弾が転がり続け、弾薬庫近くに転がり込んだことで隊員らが避難し、爆弾処理班が呼ばれる事故があったと発表しました。

美媒:500磅重炸弹从战机上掉落滚向弹药存放区,美军基地紧急疏散

記事によると、この事故は15日午後5時に発生したらく、同日午後7時半頃に「兵器の損傷による事故で避難してほしい」などという内容をツイート。基地の職員や近隣住民に対して屋内避難するよう求め、地元の警察も高速道路を閉鎖し退避するよう命じたたといいます。

▼F-16に500ポンド爆弾を取り付ける様子


米軍によるとこの時点で既に爆弾処理班が派遣され、翌日16日7時40分までに処理を終了。負傷者もでなかったとのこと。

ただ事故の状況に関しては駐機中のF-16から爆弾が落下したという内容のみで状況がよくわかっていません。一部情報ではF-16が地上で爆弾を投下したという話もあります。当然転がり続けるということはF-16が滑走路などで動いていた状態で爆弾を落下させた可能性が高く、爆発する状態で弾薬庫に向かっていったということになりそうです。

▼500ポンド爆弾のスローモーション映像