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先日中国湖北省の高速道路が通る高架橋で高架部分だけが突然倒れ上を通過していたトラックと共に落下するという死亡事故がありました。この事故に関して現場で撮影された写真からは支柱部分とのつなぎ目が異常なほど綺麗で明らかに不適切な接続がされていることが伺えます。

この事故は湖北省で18日16時頃に発生。当時この高架橋にはかなりの質量があるトラック(予想では明らかな過積載)が高架橋を通過したところ、高架部分のみが支柱から外れ落下するという事故が発生しました。

通常この手の事故は支柱が折れるか、根本から折れるというのが普通なのですが、今回の事故では支柱は何事もなかったかのように綺麗に立ったままで、高架部分のみ倒れるという接続が全くされていない『置かれた状態』のまま維持されていた可能性が疑われている、

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こちらが事故後まもなく撮影された映像です。このように支柱と高架との間には鉄骨などの類は一切入っていなかったと考えられ、ただ置かれていたような状態で維持されていた可能性が疑われます。

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そしてもう一つの方も、鉄骨や鉄筋といったものは一切確認できません。

普通に考えてこれほどの高架を経った1メートル強の支柱で支えているという事自体ツッコミどころが多いのですが、いわゆる『おから工事』と呼ばれている不正施工の一種による事故になったと考えられます。