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宇宙にモノを送りこむ際に必要なのはロケット。このロケットが巨大であればあるほどより多くの質量のを届けることができます。そんなNASAは現在スペースXが開発中の再利用可能かつ超大型ロケットとなるスターシップに関して、複数の研究者らがNASAの運用を推進していると報じられています。

地球低軌道に対して再利用時の打ち上げでも250トンという桁違いの質量を送り込む事ができるアメリカのスペースXが運用を目指すスターシップ。全長が50メートル、直径が9メートル、スーパーヘビーという下段を搭載すると全長が120メートルになるというモンスタークラスの巨大ロケットになるのですが、このスターシップには3箇所、合計で1100立法メートルという巨大すぎる貨物空間が存在しています。

この性能は月もしくは火星に100トン程度の質量を送り込むことができ、今後NASAが行う月面ミッションを進める上でも極めて重要なロケットになります。とりあえず、このような遠い宇宙空間にモノを送り込むには巨大なロケットかつ、パワーのあるロケットを用いなければミッションそのものが難しかったり、何度もドッキングする必要があるなどして危険性が高まり、逆にコストがかかるという問題にも繋がります。



スターシップに関しては10~20人を一度に搭乗させ、月や火星にも生命維持に必要な機材を搭載し送り込むことができる可能性があります。スペースXによると、発電機や燃料に使うメタン製造機、などが含まれ、追加でNASAの科学装置も搭載することができるとしています。




スターシップは月・火星に人や物資を輸送できるほか、金星・小惑星などの太陽系内の多くのミッションにこれが利用できると見ているらしく、一部の職員からはスターシップの低コスト、高いペイロード容量などのメリットを考えると、惑星科学ミッションはNASA惑星科学および宇宙生物学の進歩を劇的に高める可能性があると主張しています。

参考
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