
2018年4月、ネバダ州の空軍基地から飛び立とうとしてたF-22が墜落、約2kmにわたり滑走路上を胴体着陸した事故に関して事故機を修理する様子が最近撮影されました。実はこの写真、F-22の機内内部が見れるというかなりレアな写真になっているそうです。
この事故は2018年4月13日、F-22Aラプター(T/N 07-4146)が滑走路を離陸後まもなく墜落。胴体を滑走路にこすりつけながら滑っていったという事故です。

事故原因はとても単純なもので、パイロットが同僚らに対して性能の高さや自分の技術の高さを見せつけようと低速離陸を繰り返して行い、この事故につながりました。
それから2年半あまりこの機体は修理されているのですが、現在も終わっていません。
まずこの事故機についてはアラスカの修理基地まで運ばれるまでに1ヶ月の時間がかかりました。理由は空輸することになったものの輸送機に入り切らないとして垂直尾翼などを分解必要があったためです。
Incredible Images Of A Stripped-Down F-22 Raptor Being Rebuilt After A Belly Landing

そして、この機体をどう修理するのかモデルを作りシミュレーションまでに1年以上かかたとのこと。このシミュレーションの結果、修理は可能と判断されようやく修理作業が開始されたといいます。
修理あたっては機体の底はほとんど取り外れ、40を超えるワイヤーハネスなどの交換だけに16ヶ月も掛かったとのことです。

F-22については既に新しい機体ではなく生産もかなり昔に終わっています。F-22はステルス機でもあるため、ボコボコになった軽トラのように適当に修理するような訳にもいかないらしく、小さいネジも機体から丁寧に回収されお掃除され再利用するとのこと。

当然このようなパーツを製造した業者が既に存在していない場合もあるといい、非常にコストのかかる修理になる可能性があるとしています。
同機は2022年3月を目処に修理を進めています。F-22は186機使用されているものの、戦闘に使用されるのは125機程度で60機あまりはトレ―ニングや各種評価・テストに用いられているとのことです。





事故原因はとても単純なもので、パイロットが同僚らに対して性能の高さや自分の技術の高さを見せつけようと低速離陸を繰り返して行い、この事故につながりました。
それから2年半あまりこの機体は修理されているのですが、現在も終わっていません。
まずこの事故機についてはアラスカの修理基地まで運ばれるまでに1ヶ月の時間がかかりました。理由は空輸することになったものの輸送機に入り切らないとして垂直尾翼などを分解必要があったためです。
Incredible Images Of A Stripped-Down F-22 Raptor Being Rebuilt After A Belly Landing

そして、この機体をどう修理するのかモデルを作りシミュレーションまでに1年以上かかたとのこと。このシミュレーションの結果、修理は可能と判断されようやく修理作業が開始されたといいます。
修理あたっては機体の底はほとんど取り外れ、40を超えるワイヤーハネスなどの交換だけに16ヶ月も掛かったとのことです。

F-22については既に新しい機体ではなく生産もかなり昔に終わっています。F-22はステルス機でもあるため、ボコボコになった軽トラのように適当に修理するような訳にもいかないらしく、小さいネジも機体から丁寧に回収されお掃除され再利用するとのこと。

当然このようなパーツを製造した業者が既に存在していない場合もあるといい、非常にコストのかかる修理になる可能性があるとしています。
同機は2022年3月を目処に修理を進めています。F-22は186機使用されているものの、戦闘に使用されるのは125機程度で60機あまりはトレ―ニングや各種評価・テストに用いられているとのことです。



