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海外メディアによると、読売新聞の内容として日本の海上自衛隊の潜水艦に関して射程620マイル、1000kmの巡航ミサイルの導入を検討していると報じてます。

記事によると、この装備は日本の政府関係者の話として記事にされたもので、この巡航ミサイルは垂直発射システムと魚雷発射管から発射できるタイプとしています。現在海上自衛隊が配備している潜水艦には垂直発射システムを採用した艦艇はなく、これを搭載も難しいとしています。

Japan Wants To Arm Its Submarines With Long-Range Cruise Missiles: Report

ではこの巡航ミサイルはどのような用途に使われるのか。対地、対艦の両方で使える兵器で記事によると最初に導入が考えられているのは対艦ミサイルバージョンで、これは敵艦艇の射程外から攻撃できるような兵器になります。

将来的に同じミサイル(規格)が対地攻撃も可能になるとしており、最終的にはトマホークブロックⅣやノルウェーが開発した巡航ミサイルと同じ用に対地・対艦両用のミサイルになるとしています。



もちろんこの内容は日本政府公式ではなく、自衛隊装備を考える上で必要な案の一つとして提案されているだけの内容になると考えられます。いずれにしても既存の潜水艦、つまり現在既に作られ配備されている潜水艦を改装するのは現実的に難しい可能性があり、これらは魚雷発射管から発射するタイプ、今後導入される潜水艦にVLSという弾道ミサイルのように水中から発射させ水面にでて飛行するタイプが導入されるだろうと見ています。

またこのミサイルは潜水艦だけではなく水上艦にも当然適用される可能性があると見方を示してます。