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宇宙にモノを打ち上げるとなると必要になるロケット。アメリカで開発されているのはスターシップという宇宙船とこれを地球軌道に打ち上げるスーパー・ヘビーという超大型ロケットです。エンジンの搭載量は37基。その推力は月に人類を送ったサターンVの2倍、推力は何と72メガニュートンと桁違いロケットになっています。

全長70メートル、直径9メートル。搭載燃料340万kg、搭載しているラプターエンジンは合計37基…このエンジンからひねり出される推力は72メガニュートと、あのサターンVロケット34メガニュートンの2倍以上となっています。

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こちらがスターシップのエンジン部分。このように37基のエンジンを船体に配置しています。

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なぜこのような小さいエンジンを大量に積んでいるのか。これは同社のファルコン9ロケットでも9基搭載しているものと同じ理由があると考えられます。

理由の一つとしてエンジンが数基停止しても安全に宇宙に打ち上げることができるようにしているためです。過去にファルコン9ロケットもエンジンの1基が離陸後停止。しかし他のエンジンの推力を上げる形で打ち上げに成功してたことがあります。

しかし普通のロケットやサターンVロケットのように超大型エンジンを数基乗せた場合、1基が停止すると打ち上げそのものが失敗することになり、場合によってはロケットに乗った宇宙飛行士の命を危険に晒すことにも繋がります。

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そしてこのロケットもちろんこれだけではありません。この先端にスターシップという宇宙船が搭載されます。この2つを合わせると全長120m、最大重量440トン、地球低軌道に対して250トン以上の打ち上げ能力があり、1100立法メートルの巨大貨物を搭載できるという文字通り桁違いのロケットになっています。

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このロケットは打ち上げ後、この発射台に帰還するという再使用ロケットです。この規模のロケットをNASAやJAXA、ロスコスモス、ボーイング、ロッキード・マーティンなど軍需企業ではなくちょっとまえまで新興企業だったスペースXが作っているということに驚きの以外なにものでありません。
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