
今年も新年早々、日本では新型コロナウイルス オミクロン株によると影響が見え始めていますが、これに関して地中海に位置するキプロス共和国ではデルタ株とオミクロン株が融合したかのような変異種『デルタクロン』がみつかったと報じられています。
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教授にようると、キプロスでこれまでデルタクロンの事例25件を確認しており、ウイルス変異を追跡する国際インフルエンザ情報共有機構(GISAID)にこの変異の塩基配列を送ったとしています。教授は「今後この変種がさらに伝染性が強くなるのか、デルタやオミクロンより優勢かどうか見守らなければならない」と話しているものの、「(現時点では)伝搬性はオミクロンより弱いものと見られる」と説明しています。
コロナウイルスについては元々変異しやすいウイルスとされており、このように様々な変異種が登場することは既に予想されていました。この変異種についてはデルタ株程度の驚異レベルと考えられ不安視する必要はないと考えられるのですが、様々な変異種が今後も登場する可能性があり、今年もウイルスと終りが見えない戦いを続ける必要がありそうです。
*抄訳したものを掲載しています
参考