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韓国メディアによると今月11日、建設中のマンションの一部が崩壊するという事故が発生し複数の行方不明者がでている件に関して、このマンションを施工していたのは『現代産業開発』という去年、9人死亡させた問題業者だったことが明らかになりました。

中央日報などによると、今月11日午後3時47分頃光州市西区で建設を進めていた地下4階、地上38階建てで、8棟に705戸のマンションの一部が崩壊し作業員3人が救助されたものの6人が行方不明になる事故が発生しました。

광주 아파트 신축 공사장서 외벽 붕괴



この事故に関して韓国メディアによると施工していたのは現代産業開発で2020年6月に撤去中のビルが倒壊、バスに直撃するなどして9人が死亡、8人が負傷するという事故を起こしていた企業だったことが明らかになりました。
この現代産業開発は2020年の倒壊事故で現在裁判が進行するなかで再び事故を起こしたことについて施工者に対する批判も大きくなっています。





周辺住民によると、マンションの上からモノが何度も落ちてくるなどの問題が目撃されており当局に対して通報していたということも明らかになっています。この事故については地上39階、つまり屋上でコンクリート打設作業をしていたときに発生したと報じられているのですが、具体的な事故状況は明らかになっていません。

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また建設スピードを早めたことでコンクリートが完全に固まりきる前に施工していた可能性があるとも報じられています。このマンションについてはマンションそのものが倒壊する可能性があり、周囲200世帯が現在避難している状況です。

いずれにしてもなども不正を繰り返している企業が再び起こした事故ということで非常に厳しい対応がなされると考えられます。