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Photo:AFPBB
急速にきな臭くなるウクライナとロシア関係。欧米はロシアがウクライナを侵攻する何らかの口実を作り上げる準備を進めているとされているのですが、現時点でいったいどのような状況になっているのか海外の内容を紹介していきます。

近々侵攻を開始する可能性が高いとされるウクライナとロシアの状況に関してフィナンシャルタイムズなどによると、ロシア側は過去に国境地帯から兵士を戻したとしているもののどうやらそうではなかったらしく、現在17万5000人規模の軍が配備されている状況だとしています。

Russia Could Invade Ukraine This Weekend | NextBigFuture.com

一方ウクライナ側は2021年時点で予備軍の召集を開始しているとのことです。この予備軍は週に1回程度トレーニングを行っている軍に所蔵していないような人達らしく、橋や建物など保護したりウクライナ軍を後方支援するような任務に就くとしています。

ウクライナは14万5000人の軍隊があるといい、ドンバスという地域だけで退役軍人は30万人いるとしており、ウクライナ国民の実に1/3が侵攻があれば武力抵抗を喜んで受け入れるとしています。

記事ではロシアがウクライナの首都キエフを占領かつ保持するには32万5000人規模の軍隊が必要とも記載しています。またウクライナでは70もの政府機関サイトで大規模なサイバー攻撃が実施されており、これもロシア側が行っているとされています。

この記事では「今週末にも侵攻を開始するか、それとも来週になれば更にそれが高まる」と主張しているのですが、欧米側としては1月中旬から2月中旬に軍事侵攻に踏み切る可能性があるとしています。(参考)