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新型コロナウイルスによる様々な副反応。接種部の痛み、発熱など様々報告されていますが、これに関して、アメリカのプラセボ(いわゆる偽薬効果)の研究者によると、ワクチンの副反応について本物と無害な成分を注射した結果、なんと無害な成分を注射した側でも多くの人が副反応のような症状『ノセボ効果』を示したと報じられています。

マスコミやネットサイトなどが盛んに報じていた新型コロナの副反応。みなさんも暗記するかのように発熱・倦怠感・痛みなどがあると認識していると思われるのですが、実はこの副反応の大半が実は接種した本人のこのような情報のすり込みにより、あたかも副反応のような症状を示している可能性を示唆する研究が報告されました。

Most COVID vaccine side effects due to placebo effect, metastudy finds

これはマサチューセッツ州 ボストンの医療センターの研究者が行ったもので、研究では約4万5000人に対して、約2万2500人に対してはワクチン、残りの約2万25000人には生理食塩水(ようするにただの水)などの全く無害な偽薬を接種しました。もちろん、被験者にもそれを打つ医師側もそれがワクチンなのか、ただの水なのかは知らされません。

ではワクチンで多く発生する副反応はいったいどのように現れたのか。
知らされずにワクチンを接種したグループは体全体の異常を訴えたのは46.3%、局部的な異常は66.7%を訴えました。
一方で水を注射されただけのグループでも体全体の異常を訴えたのはのは35.2%、局部的な異常は16.2%となりました。

これはいったいどういうことなのか、どういう計算になるのかは不明なのですが、2つのグループを比較すると、ワクチン接種1回目に報告された体全体の異常を訴えた76%、局所的な異常は24%がノセボ効果、つまり接種された人が有害なものが思い込みでそのような症状がでていた可能性があると示唆されるとのことです。

一方で2回目の接種ではノセボ効果全身性31.8%、局所的11.8%と大幅に落ち込んでいるとのこと。

新型コロナウイルスのワクチン接種について、かなり多くの方が異常を訴えた一方で、特に異常を訴えない方もいたのですが、実は本人の不安や疑心が原因でこのような異常が出ている可能性があることが示されました。

ただ、今までしたことがある注射では出たことがない、あの特有の痛みや発熱が本当に思い込みなのかといえば疑問でしかありません。

アンテナを設置したところ体の異常発生、ただし…



実はこのノセボ効果でよくあるのは電波です。電波は体に悪いなどとマスコミ等が取り上げることでここれでも顕著なノセボ効果が出ることが知られています。有名なのは2010年1月、南アフリカのクレーガヴォンで建設された電波塔の近くに住む人々が、次々と体調が悪くなるという謎の病が発生しました。電波塔から離れるについれ病人も少なくなることから、住民らは塔からでる電波や電磁波が原因とみて所有する会社にクレームをいれました。
このクレームに対し会社側は「現時点においては、お客様の体調について、当社の塔が関与している可能性はないものと考えております。なぜならばこの塔はすでに何週間も使われておらず、電源も入っておりません。塔との距離で体調が変わるとのことですが、再度ご確認いただけますようよろしくお願いします。」

というものがありました。つまりアンテナが有害なものだと思い込んだことによるわかりやすいノセボ効果になります。