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冬山に行くと前に2つ後ろに縦2つ、ちょんちょんと雪の上に足跡を見かけるのですが、これはウサギです。このうさぎに関してホッキョクウサギという種は7週間で388kmを移動していたことがわかったと報じられています。

コロラド州立大学フォートコリンズ校の生態学者が行った研究によると、カナダ北部に生息している種について調査したところ、49日間で388km移動していた事がわかったとしています。これは近縁となるノウサギなどの種と比較すると少なくとも最長の移動距離だとしています。

An Arctic hare traveled at least 388 kilometers in a record-breaking journey | Science News

ホッキョクウサギは体重が4kgほどでイエネコとよく似た大きさです。研究では25匹のウサギに追跡装置をつけ観察しました。結果113~310kmで移動していたものの、1匹だけが388km移動していたとのこと。

一般的なウサギについては縄張りがありその縄張りで一生を過ごす生体があるもののこのホッキョクウサギについてはよくわからないのですが広大な縄張りがあるのか、それともエサを求めて他のところに移動するのか想像できないほど長距離を移動していたとのこと。

なぜこのような長距離を移動するのかについては、もちろんエサの確保にあるのですが、ウサギにとっても天敵が存在する環境での長距離移動はかなり危険なものになっていると考えられており、その点からも研究者としては想定外の移動距離だったということが伺えます。



食べ物を求め長距離を移動する動物といえば身近なものではツバメなどの鳥がそうなのですが、地球の環境で私達人類も大昔は移動を繰り返していたとされており、そこは同じ生物という印象を受けます。