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リフトが逆走するという世界的にもまれな事故が発生した韓国。一方で先日リフトが故障し乗客が一時間あまり宙吊りになる事故が発生したと報じられています、

韓国メディアによると、事故があったのは江原道横城郡という韓国中部から北側の地域にある「ウェリーヒリーパーク」です。記事によると事故が発生したのは午後9時40分頃でナイター営業中に発生しました。

宙吊りになったのは36人で、詳細は不明ですが全員が救助されるまで1時間あまりかかったとしています。事故原因はリフトを稼働させるローラー部分が故障したためだとしており、被害にあった利用者については個別に保証をするとしてます。



韓国では1月22日にリフトが故障し逆走するという事故が発生したばかりで再びリフトの事故が発生したということになります。ただこのようなリフトが停止し1時間程度宙吊りになるというのは珍しい事故ではなく、国内でも数年に1回程度の割合で発生しています。

記事では原因はリフトの老朽化にあるとしており、韓国では20~30年前に設置されたリフトが沢山あるものの専門の職員というものがなかなかおらずそもそも冬場しか営業していないようなスキー場ではなおさらだとしています。

ただ、このようなリフトは冬季に年次点検などを行っており安全性は一定範囲は確保されているものの、点検することが難しい箇所が疲労破壊するなどのトラブルが発生するものと考えられます。