F-35C着艦失敗事故_3

今月24日、日本などと南シナ海で合同演習を行っていた空母艦載機F-35Cが墜落した事故について、当時空母から撮影された映像がネット上にリークされました。映像では着艦高度くそのまま飛行甲板に激突、火だるまになりながら海に落下したということになります。

この事故については何度か紹介しているのですが、映像がでるのは今回は初めてになります。ざっと紹介すると、現地時間2021年1月24日、米空母2隻および、日本の海上自衛隊の駆逐艦などが参加した南シナ海での大規模な合同演習中にミニッツ級空母3番艦「カール・ビンソン」にで何らかのトラブルがありF-35Cが墜落。パイロットは脱出し無事だったというものです。

当時、すばやくパイロットが回収されたことで空母近辺で発生した事故、特に着艦に失敗した可能を指摘していたのですが、その後空母甲板から撮影されたいくつかの写真がネット上にリークされ、着艦に失敗したことは確実となりました。

そして先日、空母から撮影された事故映像がリークされました。


F-35C着艦失敗事故_1
こちら飛行甲板から撮影されたオンボード映像です。このよに典型的な事故で正常だった飛行高度が着陸手前でぐっと下がってしまい2枚目の位置で激突。そのまま機体は左方向にするような姿勢で艦首付近まで滑り落下しました。

F-35C着艦失敗事故_2
こちらは艦橋につけられたオンボード映像です。パイロットは空母に激突し、機首が甲板に衝突、飛行甲板上で左翼をこすりながら40度ほど傾いた状態で緊急脱出することに成功しています。

F-35C着艦失敗事故_4
今回の事故について機体の激突位置は前輪と後輪の間、もしくは後輪で衝突により頑丈な後輪が2つとも脱落しています。ただ前輪は健在だったため機首が部分が飛行甲板に直接激突することが防ぐことができたと考えられます。つまり脳震盪などで意識を失うことがなかったため脱出することもできたと考えらられます。

空母における着艦事故はごくごくまれに発生しているのですが、F-35Cにおける事故は開発段階も含めで今回が初めてになりました。