物流を支える道路。そんな道路に関して先日、世界的にも非常に珍しい「道路そのものが燃える」というよくわからない火事があったと報じられています。
火事あったのは韓国チェジュン市という南西に位置する内陸の都市です。この道路は2021年6月に市が8億ウォン(約8000万円)ほどの費用で、ある整備を行った道路なのですが今月初旬に火事になったとしています。
なぜ火元がない道路が燃えるのか。記事によると火がついたのは気温がマイナス3度の朝でした。
実はこの道路、地下道になっており冬季に凍結することがあったことから熱線入の道路を整備していたといいます。もちろん敷設後最初の冬となるのですが、「稼働を始めたばかりにも関わらず火災が発生した」と記事では伝えています。
事故について、この区間の工事を担当した企業によると、道路の構造上の問題から一般的な道路よりも熱線工事が多く480箇所の接続を行ったものの、そのうちの一つで問題が生じたようだと説明しています。
問題なのは、映像を見ても分かるように短いトンネルになっておりそこで火災が発生しています。つまりトンネル火災ということになるのですが、現在は緊急修復を終えて通行できる状態ですが、市としては春以降に他の箇所も点検するとしています。
この市では他にも同様の道路があり、27箇所で運用しているとしています。(参考)