image_12

将来の兵器、つまり近い将来戦闘機などに搭載される可能性が高いと言われているのはレーザー兵器です。これは機銃、ミサイル、レーザーと進化になるとのですが、この『秒』で命中する兵器について米軍ではゲーム内でレーザー兵器を使うシミュレーションを行ったと報じられています。(画像は参考資料)

最近のゲームはとても良くできており、例えばWar Thunderというゲームは米陸軍が戦車の運用にあたって兵士の訓練でプレイさせているという話があるくらいです。

さて、そんなゲームの世界で今回試されたのはレーザー兵器です。米空軍は「フューチャーキネティックコンセプト」なる取り組みで、ゲーム内で再現された戦闘機に機外搭載したポッド状のレーザー兵器を用いて攻撃をシミュレーションするということを行ったとしています。

Podded Laser Weapon Took Center Stage In Latest Air Force Virtual Wargame

米空軍研究所によると指向性エネルギーユーティリティコンセプト実験(DEKE DEUCE)の一環として行ったといい、実際のプレイでは360°立体的に見えるVRゴーグルを着用しプレイしたとのこと。

米軍としては兵器システムの開発で使用する仮想テスト空間を開発する目的と、かつ兵士をトレニングする目的があるらしく、現代っ子に合わせたような兵器システム開発も行っているという側面があるそうです。



記事によるとゲーム内で再現されたのは2つのレーザー兵器でこれを組み合わせて使用するような環境が再現されたというよくわからないことが記載されています。

これがどういう意味なのかは不明なのですが、米軍では自機に飛来するミサイルを迎撃するための防衛用レーザーと敵機などを攻撃する攻撃用のレーザー兵器の開発をすすめているらしくこの2つのシミュレーションを行った可能性もありそうです。



米軍では同様にシミュレーションを使用し過去に人工知能と戦闘機パイロットをシミュレーション上で戦闘させるということも行っており、軍ではもしかしたら教育などの過程でこのようなシミュレーションは多く導入されているのかもしれません。