image_38

仮想通貨マイニングという、簡単な知識があれば働かずにお金を得ることができることができ、ある種副業的な感じで動かしているかたもいらっしゃると思います。一方で莫大な電力を消費することについてインテルはワットパフォーマンスに優れるチップを今年後半にも出荷すると報じられています。

仮想通貨でおなじみのブロックチェーン技術。一方でこの技術は今後も需要が増していくとされ、海外では今後流行るなど予想されているメタバースでも利用されているらしく、インテルはこれに特化したようなチップの開発を続けていることが明らかになりました。

Blockchain and the New Custom Compute Group
Intelがマイニング専用チップを開発 - GIGAZINE

例えば仮想通貨ではブロックチェーンを維持するために膨大な計算能力が必要であり、現在この処理をマイニングと呼んでいます。この処理をすることで処理した側に仮想通貨をもらうことができるのですがより大量の仮想通貨を獲得するため膨大な処理を行う必要があり電力を消費します。現在その主な処理装置であるGPUは入手しずらく、価格も初値の1.5倍ほどになるなど異常な状態になっているものがあります。



いずれにしてもマイニング需要は仮想通貨取引が国際的に禁止されるか暴落でもしない限り需要は続くのですが、インテルが開発しているのは高効率で演算することができるチップです。どのようなものになるのかは不明なのですが、マイニング専用GPUに比べると1ワットあたりのパフォーマンスは最大で1000倍以上になるとしています。

問題なのは現在のGPUを超えるほどのハッシュレートを叩き出すことができるのか、一般人もこのチップをPCパーツのように入手することができるのかという点なのですが、具体的な記載はありません。

Intelとしては2022年後半に初のブロックチェーンアクセラレータを搭載したチップを出荷するとしており、顧客は仮想通貨マイニング会社『Argo Blockchain』などとしていることからどうやら一般消費者向けのものではない可能性があります。