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ウクライナに侵攻すると西側を揺さぶっているのロシア。ウクライナでは住民らを対象として戦闘訓練が既に実施されているのですが、先日79歳になるお婆さんがその訓練を受けたと報じられています。

西側の住民らのウクライナもしくはその隣国からの脱出が相次いでいるのですが、一方でウクライナ国民はいつ侵攻が始まっってもおかしくないという判断から住民らを対象にした基礎軍事訓練が実施されています。



私達日本人からすると異世界レベルの話になるのですが、これが既に現実になっているという内容です。記事によるとマリウポールと呼ばれるウクライナのロシアから50kmほどしか離れていない地域では、当然ロシア軍の侵攻が始まれば攻撃の対象になることはほぼ間違いなく、住民らは逃げも隠れもせず戦うという意思が見ています。

あくまでこの記事によると、マリウポールの住民らは先日特殊部隊から基礎軍事訓練を受けたとしており、子供から79歳のお婆さんまでこれに参加しました。住民によると「私達はどんな状況にも備える必要があります。私の子供にもそれをしってほしかった」と話しています。

具体的な訓練内容は射撃を含まないものになっているのですが、銃のメンテナンス(組み立て)や弾薬の装填方法、狙い方といった銃の基本的な運用方法になります。

戦争となった場合、一般人が戦闘に参加することも、軍人が一般人を巻き込むことも禁止されていたはずなのですが、これはどう見るべきなのかという問題があります。
いずれにしてもロシアの「俺らの不利益だから」という身勝手かつ高圧的な態度により無関係なウクライナが戦場になる可能性が高まっており、かつて同じソ連だった両者が同じような武器を使って殺し合いが始まるというなんとも言えない状況になっています。(参考)