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北半球では今の季節、荒れた天気が続く場合がありますが、先日ドイツのHADAGというフェリーが会社が悪天候のなか通勤などに使うフェリーを運航させた結果、並に突っ込みガラスが破壊されるという事故があったと報じられてます。

ドイツの地元メディアによると、事故があったのは現地時間17日。当時ドイツは非常に天候の荒れるストーム・ダドリーという天候が続いており特にハンブルク地域では市内のほぼすべての公共交通が停止するなどの影響が出ていたそうです。またこの低気圧によりエルベ川の水位が2メートルも上昇し、周囲が水浸しになる被害もでていました。

さて、そんなエルベ川でフェリーを運航させていたのはHADAGです。偶然にも乗客が映像を撮影していたのですが、そこには三流映画なみの大揺れの船体と波が映し出されており、次の瞬間、波に突っ込んだ船体にの正面のガラスが水圧で破損。大量の海水が入ってくるという事故が発生しましたs.



この事故により3人が負傷。病院で治療を受ける事態になったとしています。

HADAGは「ガラスが破損した理由も含め現在調査を進めている」と発表しているものの、ネット上では「悪天候にも関わらず船を運行させたこと事態が問題だ」「船会社の責任だ」などと人災だとする意見が多く寄せられていたとのこと。

このフェリーは普段は穏やかなエルベ川の風景を見てもらおうと大きい窓を搭載していたと考えられるのですが、これが強度という面で問題が発生した可能性があります。同様の事故は近年日本の陸上施設でも発生しており、去年は台風で海水が一階のレストランに押し寄せ、ガラスが破れるといった被害がでていました。