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現在日本では新型コロナウイルスの感染者数が5万人程度、今月5日には10万人を超えましたが、その原因が「3回目の接種が遅れたためだ」と指摘する一部専門家がいます。しかし、3回目の接種が既に5割以上となっている韓国では人口が日本の半分程度にも関わらず新規感染者は11万人を突破しています。

朝鮮日報によると今月22日午後6時。当日の集計として新規感染者が11万3323人と過去最高の感染者数をとなったと発表しました。これは1週間前が7万1915人となっており、7日間で1.6倍も多いという数になりました。

6시까지 전국서 11만3323명 확진… 이미 역대 최다 - 조선비즈

内訳については首都圏が6万3000人あまりと56%と半数以上をしめています。ここ1週間の新規感染者は16日からの数として9万439人→9万3131人→10万9822人→10万2208人→10万4827人→9万5361人→9万9573人で1日平均9万9337人となっています。

韓国の総人口は5200万人で日本は1億2000万人で日本の約1/2です。

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こちらが韓国と日本の1日当あたりの新規感染者のグラフです。韓国では右肩上がりになっています。


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そしてワクチンの接種率。韓国はブースター接種、つまり3回目の接種率は58.8%、日本は15.4%と大きく異なっているものの、韓国では新規感染者が過去最高を更新中であり日本では既にピークを過ぎています。
つまりブースター接種をしたところで新規感染者は多く出るということがわかります。これはワクチンが新規感染者を『間違いなく減らす』という効果に限っては疑問があるということになります。つまり重症を抑えたり軽い症状に抑えるという効果を見込んだ上で対応が求められるところで、3回目の接種をしたら自由に行動してもよいとは言えない事がわかります。