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世界で猛威を振るうオミクロン株、欧米では落ち着きを見せ始めているのですが、ここにきて猛烈な感染者数を出しているのは韓国です。なんと1日あたりの感染者数がいつのまにか世界第2位規模になっていると報じられています。

韓国メディア、朝鮮日報によると今月23日、韓国国内における1日あたりの新規感染者数が17万人となり同じ日における国別の新規感染者は数はドイツの19万人に次ぐ世界第2位になったと報じています。また人口100万人あたりの感染者数3342人となり主要国の中ではもちろん最多となっています。

一方で、フランスでは先月36万人。インドでは去年に40万人という数を出しているものの現在はそれよりも少なく、アメリカは8万人です。ただし人口は韓国の6.5倍以上であり100万人あたりの感染者数はすくなくなっています。

これまで韓国は新規感染者数はアジアの中でも少なくその対応は注目されていたこともありました。しかしここにきにて爆発的な感染者数を出しており、一体何が原因となったのかはよく分かっていません。韓国政府が飲食店における規制を緩和したことが原因とも言われているのですが、日本と同じようにほぼすべての人がマスクをしており、ワクチン接種率についても日本よりも高く過去の感染者数の水位から見ても何か致命的な対応の誤りが発生したとも考えにくい状況です。

その上でオミクロン株でも最近見つかっているより感染力が強い株による影響が考えられるのですが、これも現時点ではそのような報道が見当たらず不明です。

いずれにしても韓国政府は今後も感染者数は増えると予想しており、「今月末か来月中に一日新規感染者が最多で27万人まで発生する可能性がある」と説明しています。現在はこれを超えるスピードで感染拡大が広まっており、これに近い数値まで増えたあとは他国のように減少していくものと考えられます。