
寄生虫による腹痛。これに関して中国では初めて報告されたという非常に珍しい寄生虫に感染した事例が報告されました。なんと、3.5cmもの巨大寄生虫により人体の中でも大きい組織である肝臓の1/3が既に食われた状態でした。
今月人民解放軍第924病院の消化器科は桂林市全州県在住の66歳の女性に関して、肝臓から非常にまれな寄生虫『巨大肝蛭(きょだいかんてつ)』と考えられられる寄生虫を摘出したと地元メディアが伝えています。この巨大肝蛭が人体に寄生したという例は世界的にも非常にまれで中国国内でも今回が初めての事例だったとしています。
广西一女子被吃掉1/3的肝脏!竟是因为鱼腥草?-广西新闻网
記事によると2022年2月16日、原因不明の上腹部痛、吐き気および食事ができないなどと訴え、全州県の地元の病院から第924人民解放軍病院の消化器科に紹介されてきたといいます。彼女は過去6か月間に頻繁に腹部の不快感を感じており、入院の8日前には腹部膨満と痛みが悪化していたとのこと。彼女は自宅で痛みを和らげるために民間療法などを行ったものの効果はなかったといいます。
广西一女子被吃掉1/3的肝脏!竟是因为鱼腥草?-广西新闻网
記事によると2022年2月16日、原因不明の上腹部痛、吐き気および食事ができないなどと訴え、全州県の地元の病院から第924人民解放軍病院の消化器科に紹介されてきたといいます。彼女は過去6か月間に頻繁に腹部の不快感を感じており、入院の8日前には腹部膨満と痛みが悪化していたとのこと。彼女は自宅で痛みを和らげるために民間療法などを行ったものの効果はなかったといいます。
医師の最初の検査では患者の胆管が異常に拡大していることがわかりました。
2月18日にさらに詳細な診断と治療を行った結果、医師は患者の肝臓に寄生虫を発見。手術により摘出寄生虫はヒラメのような形をしており、長さは約3.5cmで縦は2cmもある巨大なものでした。そしてこの寄生虫、肝臓から摘出された後も動き続けるなど生命力があったとしています。
病院の消化器科長によると、このような大きな寄生虫は非常に稀なケースで中国国内ではまだ報告例が無かったとのこと。患者は今月22日に退院予定だと記載されており手術後の体調は良好だとしています。しかし、この寄生虫により肝臓の約3分の1に食べられ、胆管が損傷していたとのこと。

医師によるとこの手の寄生虫に、原因は野草であるドクダミを食べたことに原因があるのではないかとしています。「患者の説明によると、ドクダミから作ったお茶、夏にはそのまま飲んでいた」と話しています。
医師は肝蛭は人体にとって有害であり診断するのが難しい。この手の寄生虫の卵はドクダミなどの植物に寄生することが多く、それを生で食べたりすることはせず衛生状態に注意を払う必要があるとしています。
2月18日にさらに詳細な診断と治療を行った結果、医師は患者の肝臓に寄生虫を発見。手術により摘出寄生虫はヒラメのような形をしており、長さは約3.5cmで縦は2cmもある巨大なものでした。そしてこの寄生虫、肝臓から摘出された後も動き続けるなど生命力があったとしています。
病院の消化器科長によると、このような大きな寄生虫は非常に稀なケースで中国国内ではまだ報告例が無かったとのこと。患者は今月22日に退院予定だと記載されており手術後の体調は良好だとしています。しかし、この寄生虫により肝臓の約3分の1に食べられ、胆管が損傷していたとのこと。

なぜ寄生虫が体内に?
基本的にこの手の寄生虫は調理されていない生物やそれが不十分な時に多く発生します。医師によるとこの手の寄生虫に、原因は野草であるドクダミを食べたことに原因があるのではないかとしています。「患者の説明によると、ドクダミから作ったお茶、夏にはそのまま飲んでいた」と話しています。
医師は肝蛭は人体にとって有害であり診断するのが難しい。この手の寄生虫の卵はドクダミなどの植物に寄生することが多く、それを生で食べたりすることはせず衛生状態に注意を払う必要があるとしています。