サッカー場の約1万5000個分が既に消失し拡大を続けている韓国の大規模な山火事。今月4日未明から5日にかけて、10箇所以上から同時に火の手があがるという明らかにおかしい事件に関して、江陵市玉渓面南陽里という地域にある山で60代の男が野山に火つけたとして現行犯逮捕されました。

동해 번진 옥계 산불은 '방화'…"주민이 무시해 화났다" | SBS 뉴스



この男については近隣住民から「一人の男がトーチで火をつけている」と通報があり警察が出動。その後、現行犯逮捕したというもので、逮捕時男はヘルメットと斧を身につけ、手にはトーチを持っていたといいます。また当局の取り調べによると野山に放火したことを認めており現在正確な経緯を調べているとのこと。当局によると精神病を患っているとしているものの詳しくは明らかになっていません。

▼韓国東岸で炎上


韓国メディアによるとこの火災による被害は消失面積が少なくとも計1万ヘクタール以上、住宅など300棟近くが焼け、避難者は6000人に達しています。死者は一人でているのですが、この現行犯逮捕された男の母親で山火事で避難する際に転倒して病院に運ばされたものの死亡しています。



ちなみに海外のおける山火事の事例として、山火事発生の原因はその大半が放火と言われています。