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中国で一昔前、多く報じられていたいのは『中国・広州市で海珠涌大橋が開通した』と呼ばれる住宅です。これは開発に伴い立ち退きを拒否した結果、取り残された住宅を指す用語になるのですが今回はその一つを紹介します。

2020年8月、中国・広州市に開通したのは『海珠涌大橋』です。全長400mの橋になるのですが、その片側の付け根部分が奇妙なことになっています。なんと道路が強制的に二股に別れその中に1つの古い家が立っています。

釘子戸。1本だけ刺さった釘のように家が残されることから中国でそう呼ばれているのですが、これは中国が急速に成長し始めた2007年頃から流行し始めました。

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中国では国土は国の物ということになっているのですが、一方で立ち退きを拒否した住宅についてはこれまで住人が不在のときに破壊したり、ヤクザのようなものを投入して強制的に排除するようなことも行われていたのですが、これが禁止されるような法案が出され現在はそのようなことは行われていないとされてます。



一方で新たな道路や建物が建設されることで立ち退きは出続けているのですが、この家はなぜ立ち退きを拒否したのか。理由については不明なのですが、立ち退きに対しする補償としてアパートを2部屋、つまり二世帯分と130万元を提示されたといいます。
これは現在の価値では2300万円というかなりの額になるのですが、持ち主側はマンション4部屋と200万元(3600万円)を提示するなどしたことで折り合いがつかず、当局側は仕方なくこのように道路を曲げ開通したということになります。

この家については流石に「強引だ」という意見や、政府の要求に負けないという態度を指示する声の両方があったとされるのですが、中国では他にも釘子戸が報じられていたのですが、それらが現在もどのくらい残されているのかは不明です。
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