この報道は現地時間5日、ロシア国営タス通信が報じたもので、この情報はウクライナ国防情報局の発表したもので「デニス・キレーエフ、オレクシイ・イワノビッチ、ワレリー・ビクトロビッチの３人が死亡した。彼らは国を守って亡くなった」という内容でした。

『彼らは国を守って亡くなった』としているものの、ロシア国営タス通信側は「ウクライナのオレクサンドル・ドゥビンスキー議員の話として、テレグラムを通じキレーエフ氏が反逆容疑でウクライナ保安要員により逮捕され銃殺された」と話したとしています。
ただ、これはあくまでロシア側の報道でありそのような発言あったのかは不明です。





ウクライナ・プラウダによると、ウクライナ当局はキレーエフ氏の反逆行為を裏付ける通話内容と資料などを確保しているとしておりスパイ行為の情報はあるという内容を紹介しているとのことです。

これとは別に『彼らは国を守って亡くなった』としているように、何らかの任務中に殉職したという報道もありロシア側がこの情報を捻じ曲げて銃殺したなどと発表している可能性があります。

キレーエフ氏は、これまでウクライナ国営貯蓄銀行の理事会副議長、国立輸出入銀行の監督理事会委員等を歴任しており、そのような経緯で交渉団に選ばれたと考えられるのですがオレクサンドル・ドゥビンスキー議員によると選択基準がよく分かっていないとしています。この発表もこの議員が本当に述べたのかは不明です。

つまりこの情報にはロシア側の内容が含まれているものでりどこまで事実なのか、本当に逮捕され処刑されたのかはウクライナ側は発表していないと考えられ、真実は現時点で不明です。
参考