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ウクライナに侵攻したロシア軍。その規模は10万人以上(国内の1/9)と推定されているのですが、イギリス企業によるとその戦費は1日あたり200億ドル以上、2兆円から5兆円以上とされています。

これはイギリスの経済回復センターと呼ばれるところと戦略コンサルティング会社が推定したもので、開戦から4日目までの戦費は1日当たり70億ドル、8100億円程度だったものの国境付近に展開したほぼ100%近い戦力を投入している現在、1日当たり200~500億ドル、2兆3100億円~5兆7000億円に達していると推定しています。

内訳は不明なのですが、ウクライナの広大な土地に対して武器弾薬の補給の拡大、ミサイルやロケットなどの発射の費用だとしています。

この額がどれほど正確なものかは不明なのですが、日本の国防費が5~6兆円とされておりこの推定がただしければかなりの額になっていることが伺えます。ロシアについては今回の侵攻に対して西側から厳しい経済制裁も受けており、金銭的な被害は相当なものになっていると考えられます。

ロシアについては実は経済規模は韓国以下、GDPは11位となっており日本の1/3程度しかありません。そのような国でこれほどのことを行なっていることは疑問でしかないのですが、いずれにしてもロシアは戦争の長期化は国内経済に極めて深刻の影響を及ぼす可能性があります。

仮に今停戦したとしても経済制裁は続くため、ロシアとしては引くに引けない、引いたとしても経済制裁しか残らないという地獄しかないような選択が今後迫られる可能性があります。

参考