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アメリカが2025年にも実施すると言われている(ほぼ確実に延期)のは有人月面探査です。これに向けて様々な企業が月着陸に向けた機械などを開発しているのですが、今回は有人月面車です。

この月面車は実際にNASAが使うというものではなく、その候補の一つになると考えられるのですが、アストロラーベ(Astrolabe)というカリフォルニアに本社を置くスタートアップ企業が開発しているものです。

これはフレックスという2人乗りの有人月面車で4つのタイヤがついたものになっています。足回りは火星探査車のように折りたたむことができるようになっていると考えられ、宇宙船に収めるには非常にこのパクトになります。

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▼左奥はソーラーパネル。月に南極付近で活動するため縦置きのソーラーパネルが必要になる。
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今回の月探査ではクレーター内部といった過去アポロ計画では行われていなかったような調査も行われます。これはクレーター内部が永遠に光が当たらずここに水資源(氷資源)があると考えられているためです。1枚めの写真のように月面車もそのようなところ移動できる性能が求めれていると考えられます。


現在アメリカが中心となり行う有人月面探査は2025年にも最初のミッションが行われるとされているのですが、これはかなり難しいと言われています。少なくとも2035年くらいまでには何らかの着陸等が行われる可能性がありますが、新型コロナウイルスなど昨今の情勢がどう影響しているのかは不明です。

ちなみにこれ以外の企業してはGMとロッキード・マーティンが開発をしているとされています。