走行中に眠たくなるなどして搭乗者がシートを倒して走行することがあると思うのですが、このような状態で衝突事故を起こした場合、怪我のリスクは最大で50倍も高くなると報じられています。
これから春になるにつれ旅行などに出かける方も多いと思いますが、その時搭乗者がシートを倒して横になるときも多いと思います。問題はこの状態で衝突するなどした場合、どのような怪我を負うのかです。
韓国メディアによると、消費者生活安全員が時速56kmと一般道程度の速度で衝突した例を紹介しています。具体的には背もたれを38度ほど傾けた状態でシートベルトを着用し衝突させました。
結果、骨盤をささえるハズのシートベルトが腹部に、胸部を支えるものが首を締める形になりました。当局は、衝突による勢いで体が前に滑りシートベルトが首にかかるなど重大な怪我を負う可能性があると指摘しています。
またエアバックついても体が横になった状態では衝突までの距離、つまり体が加速した状態でぶつかるため衝撃も大きくなるとしています。
結果、通常の姿勢と寝た状態で脳損傷や頭蓋骨骨折の致命傷を負う確率は27倍と16倍、シートベルトなどで首を負傷する確率は50倍も増加すると導き出しました。
この手のシートベルトやエアバックは正しい背もたれの角度で最大限の性能を引き出せるものになっています。そのため眠たいからといって座席を倒す行為は怪我の可能性も高めることになるで注意が必要です。
ちなみに道路交通法ではシートを倒した状態での運転や乗車については法律違反になるという記載はありません。これは高速バスなどでシートを倒すという行為が一般的に行われていることからも間違いはないと思われます。
韓国メディアによると、消費者生活安全員が時速56kmと一般道程度の速度で衝突した例を紹介しています。具体的には背もたれを38度ほど傾けた状態でシートベルトを着用し衝突させました。
結果、骨盤をささえるハズのシートベルトが腹部に、胸部を支えるものが首を締める形になりました。当局は、衝突による勢いで体が前に滑りシートベルトが首にかかるなど重大な怪我を負う可能性があると指摘しています。
またエアバックついても体が横になった状態では衝突までの距離、つまり体が加速した状態でぶつかるため衝撃も大きくなるとしています。
結果、通常の姿勢と寝た状態で脳損傷や頭蓋骨骨折の致命傷を負う確率は27倍と16倍、シートベルトなどで首を負傷する確率は50倍も増加すると導き出しました。
この手のシートベルトやエアバックは正しい背もたれの角度で最大限の性能を引き出せるものになっています。そのため眠たいからといって座席を倒す行為は怪我の可能性も高めることになるで注意が必要です。
ちなみに道路交通法ではシートを倒した状態での運転や乗車については法律違反になるという記載はありません。これは高速バスなどでシートを倒すという行為が一般的に行われていることからも間違いはないと思われます。