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ボーイングが開発し、現在オーストラリア空軍で開発されているエアパワー・チーミング・システム(ATS)という名前で呼ばれていた無人機に関して、先日開催された式典で『MQ-28A ゴーストバット』と命名されたと報じられています。

今月20日、イーンズランド州のアンバーリーオーストラリア空軍基地で開催されたのはMQ-28Aの式典です。この式典には同国の国防相も参加したのですが、これまでAirpowerTeamingSystemなどとよばれていた機体について正式に『MQ-28A ゴーストバット』とすると発表しました。これはF-22 ラプター という感じでMQ-28A ゴーストバット となります。

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ちなみに例えばB型が出たとしてもMQ-28B ゴーストバットとなり機体形状をけるほどの大きな変更がなければ基本的に愛称は変更されません。



MQ-28A ゴーストバットはアメリカではなくオーストラリア空軍向けとしてボーイングなどが開発している無人機です。無人機といえば従来、偵察機や偵察攻撃機が主流でしたが、この機体はそれらとは根本的に異なります。

MQ-28Aは有人の戦闘機についていく僚機、つまりウィングマンのような運用方法がされるものです。機体は長さが11.58m、翼幅が7.3m。航続距離は3700kmで、機体形状から高いステルス性があると考えられます。

最大の特徴は自律無人機と位置づけられているもので、従来機とはことなり人工知能を搭載するなど一世代新しい機体になっています。機体については機首の先端部分を交換することでその任務に応じた様々な機器を搭載することができるというものになっています。
ただ、爆弾など攻撃する兵器を搭載できるようにはなっていないらしく、どちらかといえば現時点では偵察や監視活動に用いるという印象を受けます。



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