F-22

海外メディアによると、現地時間22日フロリダ州の基地に着陸したF-22が胴体着陸する事故があったと報じています。事故は降着装置の展開ができなかったためだと報じられています。

フロリダ州の現地メディア『デイリーニュース』などによると、現地時間2022年3月22日、米空軍のエグリン空軍基地に着陸したF-22が胴体着陸したと報じています。記事によると、3つある降着装置のうち最も前側、コックピットの下の前輪が展開しておらず、前のめりで着陸したことが確認されています。

ただ、着陸する前から展開できなかったのか、それとも着陸したときの衝撃で引っ込んでしまったのかはよく分かっていません。ただ、2021年3月にもこの同じエグリン空軍基地所属のF-22が同じように前輪が展開せず胴体着陸する事故を起こしており、偶然同じ事故が重なるのかという疑問もあるのですが、因果関係はもちろん明らかになっていません。



今回の事故ではパイロットは緊急脱出はしておらず胴体着陸後、機外に脱出しています。同じ事故が1年後に発生したということで、メンテナンスや関連する構造に不具合が生じている可能性が疑われる事故になりました。

ちなみに、過去に離陸に失敗し胴体着陸した機体というものが存在しているのですが、こちらは再整備することになっているものの、機体の損傷が激しく、事故発生から2年半も修理がされている状態で作業自体は約3年あまりを要するものになっています。



参考