image_220

笛のようなものを吹き、コブラを操るという芸を見せるインドの蛇使い。コブラ使いとしても有名なのですが、先日このコブラに噛まれてしまうという出来事があったと報じられています。

蛇使いといえばほぼインドのコブラ使い。特に説明する必要もないと思うのですが、彼らは笛えだったり、最近はそれも使わずコブラをゆらゆらと操るという一種の大道芸の仕事をしています。

伝統的な芸でもあるのですが、先日20歳の男性が3匹のコブラで芸を見せようとスマホで撮影したものの、そのコブラに噛まれてしまうという大アクシデントが撮影されてしまいました。この様子はフェイスブックにアップされています。(動画は紹介しません)

image_217

こちらが噛まれる前の画像です。
向かって右側、彼の左足前にいる個体に噛まれることになります。噛まれた場所は膝下あたりです。

image_218
そして病院に運ばれました。

image_219
こちらが噛まれた場所です。投稿内容によると、男性はカルナータカ州シルシというところに暮らしている人物とのこと。

インドコブラと蛇使い

コブラというと「噛まればほぼ100%死んでしまう」というイメージがありますが、実はそうでもないそうです。最近、このコブラの毒については研究や治療技術が発達しており、仮に彼のように噛まれてしまったとしても直ぐに適切な治療を受ければ命を落とすということは少ないようです。ただ、幹部の特に皮膚上の壊死といった症状はでるとしています。

インドではこのような蛇が農村地に多くいることもあり年間で1万人ほどが噛まれているとのこと。インドの蛇使いも「最近見なくなった」という印象があるのですが、インドでは2000年代後半から野生動物保護法の適用となりコブラの捕獲が禁止。特に2010年頃からはコブラ使いは急速に少なくなっているとのことです。