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現代の戦車の一部には長い筒のようなものを使い川を渡るようなことができるのはご存知でしょうか?これは水面の上にシュノーケルを搭載することでエンジンを動かし前に進むことができる構造なのですが、では何らかの理由で水没した場合はどうするのでしょうか。

今回紹介するのは冒頭でも紹介したように戦車に専用のシュノーケルをつけて川を渡った時、事故で水没した場合の脱出訓練になります。

Курсанти-танкісти провели підводні екстремальні навчання на Т-64 (відео) | Defense Express


こちらが昔に撮影された映像になるのですが、このような訓練内容の動画は初めてみました。かなり貴重なものではないかと思われます。

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施設全体はこのようになっています。これは以下に紹介する戦車からの脱出とは施設が異なり、兵士らが身につける装備を訓練や、水没した戦車の救助や回収といった訓練を実施する施設と考えられます。

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こちらには底に戦車が置かれ、訓練兵が内部に乗り込み実際に水没した状態を作り出します。

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紹介によると脱出するにはまず戦車を停止。戦車内部に空気が残った状態ではハッチ等をひらくことができないため完全に水没させるとのこと。そして内部が水で満たされたあとにようやく退避することができるとしています。

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もちろん戦車内部には監視カメラがあります。

非常に特殊な訓練になるのですが、海兵隊であればヘリコプターが海に墜落した場合にそなえ水中からの脱出訓練も行われています。

このようなシュノーケル装備は詳しくないので分からないのですが、少し調べた限りではドイツのレオパルト戦車またソ連・ロシアで運用されている戦車には搭載されています。それ以外では人が入れない細い管をのみを出して空気を取り込むという方法が用いられるそうです。

▼シュノーケルを装備したロシアの戦車
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こちらはウクライナで撮影された水中運転に使用する装備です。左がエンジン用のシュノーケル、右がよくわからないのですが車長が水面の上に出て指揮を行うものだと思われます。こちらの太い筒は必須の装備なのかは不明です。
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