先月2日、ウクライナ侵攻が始まってから4日目に行われたロシア空軍機によるスウェーデンの領空侵犯が行われ事案について、最近そのスウェーデン空軍が当該機に核兵器が搭載された状態で飛行させていたと発表しました。
スウェーデンの民放TV4など海外メディアが報じた内容として2022年3月30日、スウェーデン空軍は3月2日に行われていたロシアの戦闘爆撃機による領空侵犯が行われた歳、この機体に核兵器が搭載した状態で行われていたと発表しました。
記事によると、この機体は核兵器を搭載した2機のSu-24および戦闘機Su-27(予想ではその派生型)2機の合計4機で行われていたとしており、スウェーデン南東部のゴットランド島付近を飛行した際に1分間の領空侵犯が行われました。
当時スウェーデン空軍は戦闘機をスクランブル発進させて対応したものの、その時撮影した当該機に爆弾が確認できこれが核兵器となる航空爆弾だったということがわかったとしています。スウェーデンの軍事専門家は「ロシアが核兵器の使用も検討しているというシグナルをスウェーデンに送ったものだ」と主張しています。
2022年2月24日
ロシア軍がウクライナ侵攻、スウェーデンではNATOの加盟の話が持ち上がる
2月25日
ロシアのロシア外務省情報局長マリア・ザハロワ「スウェーデンとフィンランドが仮にNATO加盟国になった場合、モスクワは対応しなければならない」と主張(参考)
3月2日
ロシア機、核を搭載して領空侵犯
3月30日
スウェーデンメディアが初めて核を搭載した領空侵犯を報道
当然、専門家であればSu-24に搭載したものがどのようなものなのかは分かるはずです。しかし、スウェーデン空軍はこれを発表せず悪い言い方をすると事実上隠蔽とも考える対応に出たと考えられます。TV4などスウェーデンメディアは最近、つまり3月下旬頃になると考えられるのですが、領空侵犯したSu-24に核兵器が搭載されていたという政府消息筋から情報がでており、これを報じたという流れになりました。
ただ、これが本当に核兵器を搭載したものなのか、いわゆる模擬弾なのかどうかは当然使われてみるまで分かりません。しかしそれがどうであれ、その状態で領空侵犯したこと自体が問題でありスウェーデン空軍の対応、当然スウェーデン政府の対応が問われることになります。ちなみにこの報道についてスウェーデン空軍などは現時点詳細なコメントを出していないとのことです。
参考 NOW NEWS
記事によると、この機体は核兵器を搭載した2機のSu-24および戦闘機Su-27(予想ではその派生型)2機の合計4機で行われていたとしており、スウェーデン南東部のゴットランド島付近を飛行した際に1分間の領空侵犯が行われました。
当時スウェーデン空軍は戦闘機をスクランブル発進させて対応したものの、その時撮影した当該機に爆弾が確認できこれが核兵器となる航空爆弾だったということがわかったとしています。スウェーデンの軍事専門家は「ロシアが核兵器の使用も検討しているというシグナルをスウェーデンに送ったものだ」と主張しています。
なぜ1ヶ月近く放置されていたのか
今回の領空侵犯も問題なのですが、なぜ「核搭載」と当時発表されなかったのかという疑問です。時系列で紹介すると以下のとおりです。2022年2月24日
ロシア軍がウクライナ侵攻、スウェーデンではNATOの加盟の話が持ち上がる
2月25日
ロシアのロシア外務省情報局長マリア・ザハロワ「スウェーデンとフィンランドが仮にNATO加盟国になった場合、モスクワは対応しなければならない」と主張(参考)
3月2日
ロシア機、核を搭載して領空侵犯
3月30日
スウェーデンメディアが初めて核を搭載した領空侵犯を報道
当然、専門家であればSu-24に搭載したものがどのようなものなのかは分かるはずです。しかし、スウェーデン空軍はこれを発表せず悪い言い方をすると事実上隠蔽とも考える対応に出たと考えられます。TV4などスウェーデンメディアは最近、つまり3月下旬頃になると考えられるのですが、領空侵犯したSu-24に核兵器が搭載されていたという政府消息筋から情報がでており、これを報じたという流れになりました。
ただ、これが本当に核兵器を搭載したものなのか、いわゆる模擬弾なのかどうかは当然使われてみるまで分かりません。しかしそれがどうであれ、その状態で領空侵犯したこと自体が問題でありスウェーデン空軍の対応、当然スウェーデン政府の対応が問われることになります。ちなみにこの報道についてスウェーデン空軍などは現時点詳細なコメントを出していないとのことです。
参考 NOW NEWS