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国が異なれば得られる収入も年金もいろいろと変わってくるのですが、今回は最近毎日ように報じられいるあの国『ロシア』です。GDPは韓国の下となる11位のこの国における年金はどのくらいの額が支給されているのでしょうか。

 ロシアの年金生活者は1人あたりいくらもらえるのか。誰がその年金を支払っているのか。その年金の額では何が買えるのか。ロシアの高齢者たちがどのような生活をしているのか、お話しよう。

 年金とは、人が公式に労働能力がない年齢に達したと認められたとき、毎月あるいは生涯にわたって、国家または保険会社から年金を受け取るお金のことである。しかし、法では、これは(よく勘違いされることが多いが)労働能力がない人間がもう働いてはならない、あるいは退職しなければならないということを意味するわけではない。仕事をしていても年金生活に入ることは可能である。

ビヨンド
ロシア政府系メディアとなるビヨンドによると、ロシアの政治家など特別な仕事をしていない一般人が受け取る年金額は2022年時点で1万8,500ルーブル(2022年2月下旬時点でおよそ2万6,000円)としています。年金は2019年の改革以降女性は60歳から、男性は65歳から支給されます。

ロシアにおける労働者の平均月収は地域により異なるのですが6万円前後(モスクワで9万円程度)とされています。つまり多くの国民が年収100万円未満となっていると考えられます。そのような違いがあるのですが、この年金額については適正なのか。

記事によると都市ごとに最低生活費が分かっており、例えば首都モスクワであればモスクワの最低生活費は2万1,193ルーブル(およそ3万円)、ウラジオストクでは1万2,119(およそ1万7,000円)となっており、これが年金の支給額よりも下回っていれば追加支給されるとしています。

1日使える食費 280円

一方でロシア会計会議所が2019年に行なった試算として、ロシアの年金生活者が普通の都市で暮らす場合、生活に必要な電気やガス、水道、薬などを差し引いた1日あたりの食費はなんと200ルーブル(280~290円)だといいます。

ロシアでは大手企業や銀行、保険会社などが運営している民間年金というものもあり、こちらに加入していれば年金と同じように毎月支払いが行われるとしています。ただ、信頼性が低いとされ加入している人はそれほど高くないとしています。また「怪しいシステム。20年の間にこの基金に何かあったらどうなるのか。そのようなことはロシアではこれまでもよくあった」としており、現在ロシアでは影響がでそうな『何かが』発生しているということになります。
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