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ウクライナの制空権を確保していると考えられるロシア軍。ただ地対空ミサイルなどは現在も可動しているとされロシア軍機の被害も複数報告されています。今回はSu-35という2014年頃に実戦配備された比較的新しい機体が撃墜された内容を紹介します。

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詳しい事実関係は不明なのですが、記事によると現地時間2022年4月3日、ウクライナ北東部のハリコフ(ハルキウ)のイジューム市という街でロシアのSu-35を撃墜したとウクライナ内務省の関係者が発表しました。その撃墜された戦闘機がこちらになります。(参考

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撃墜された機体を見ると右翼と尾翼に丸い穴が空いており何らかの破片が貫通している様子が伺えます。ただ、これがSu-35なのかは判断がつきません。

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このような農作地に墜落しました。

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そして射出座席です。パイロットは脱出したことは間違いないのですが行方については不明です。

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Su-35はSu-27という旧ソ連時代の1977年に初飛行し85年に実戦配備された『フランカー』と呼ばれている戦闘機の発展型です。現在ロシアと中国でのみ運用されています。このSu-27を含め複数の発展型が開発されており、機体形状が似ていることもありフランカーファミリーと呼ばれることがあります。

Su-35は2008年に初飛行し2014年に運用が始まった第4++世代ジェット戦闘機と呼ばれている一般的な非ステルス機(つまり第4世代戦闘機)の中でも最上位に位置する戦闘能力があるとされる機体です。

初の実戦経験は2016年のシリアと考えられ今回のウクライナ侵攻でも投入されているのですが撃墜についてはこれまでもいくつか発表はされていたのですが、少なくとも公式に確認されている中でこの撃墜は間違いのない事例の一つになったと考えられます。