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ウクライナに侵攻を初めてから既に一ヶ月以上。この間ロシア軍による略奪や最近は虐殺といった行為が確認されているのですが、これ以外にも現地から脱出した住民らの話として占領後間もなくロシア兵による性暴行被害が発生していたという証言でています。

軍事大国による戦争。この現代戦の現実が明らかになったウクライナ侵攻になるのですが、どのようなことが行われているのか。今回証言しているのはウクライナの首都キーイから北に約20km離れてたイルピンという地域から脱出した63歳の女性です。

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イルピンという地域も最近良く耳にするのですが、これは先日ロシア軍による大規模な虐殺が行われたブチャのよりキーウに近い地域です。

デイリー・メールなどが報じたな内容として、この63歳の女性の話としてこの街がロシア軍に占領された当時、ロシア軍により現地の女性が性的暴行が発生していたとしています。具体的には酔ったロシア兵士の数人が63歳の女性が避難していた隣の地下室に侵入があったらしく、母親と15歳の娘を連れ出し性暴行したというものです。

同様の証言は他にもでており、例えばキーウの東に隣接する都市ブロバイルから避難した58歳の人物も「酒に酔ったロシア軍たちは女性を連れ出し性暴行した」と話しており「暴行された後、死んだ女性が多い。ロシア軍が殺したのか自ら命を絶ったのかはわからない」としています。

これ以外にもイギリスの日刊紙で報じられた内容してウクライナ被害者の最初の証言として33歳の女性は「ロシア軍人が夫を銃で射殺し、2人の軍人が4歳の息子の前で私を性暴行した」という内容を紹介しています。

このような内容については当然信憑性に問題になるのですが、いくつかの地域で同様の証言がでていることからほぼ間違いなく行われていたと判断してよいと思われます。しかもこれが行われたのは侵攻がはじまってからかなり早い段階と考えられ、キーウより北の地域、そして侵攻が激化しているとされる東部・南東部でも虐殺をはじめとした様々な犯罪が行われている可能性があります。

参考