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アジアの中でも低い感染率となっていた韓国。何故か1日あたり60万人という桁違いの新規感染者を出してしまったのですが、累計感染者数が1500万人を超え、数値としては国民10人あたり3人が感染した状況になったと報じられています。

韓国メディアYTNによると、新型コロナウイルスが韓国で初めて確認され以降2年2ヶ月が経ったものの、今月9日時点で累計感染者数が1516万9000人となり、国民10人あたり3人が感染したことになったと報じています。

[사회]국민 10명 중 3명꼴 코로나 감염...영업제한 완전 풀리나 | YTN

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韓国に関しては冒頭も紹介したように少なくとも最近に爆発的な感染拡大が発生する前は日本よりも低く抑えられアジアの中でもトップクラス検疫・防疫態勢となっていたのですが、2022年1月後半から3月中旬に急速に感染者増加。1日あたりの新規感染者は3月16日には62万人という桁違いの数値を出していました。

一方、日本では累計感染者数は約700万人と韓国の半分以下。人口も2倍ほど多いので10人あたりという比較では日本は圧倒的に低いということになります。

収まってきたので制限解除も

一方韓国では1日あたり62万人からは減ってきており現在は8日時点で18万人となっています。人口比からしてもかなり高い数値になるのですが、現在深夜営業などの規制が敷かれているものの、これを解除するという動きも見られるとのこと。

これについては現在の世界の流れ、つまり普通の風邪として扱うという傾向に合わせようという形や、新型コロナウイルスに対する意識の薄れなどいくつか理由があると考えられるのですが、いずれにしても新型コロナウイルスが地球上から消えることは無いことを考えると、どこかの時点で見切りを付けるという行動も必要になってきます。