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世の中には変わった人がいます。新型コロナに晒されても感染も発症もしない人…そんな変わった人がもしかしたらいるかもしれません。今回はそんな超人を探しているとう研究内容を紹介します。

インターネットで情報を収集してみると、アテネアカデミー生物医学研究財団の免疫学者であるエバンゲロス・アンドレアコス氏の研究を知った。氏は、国際コンソーシアム「COVID Human Genetic Effort」のメンバーとして、新型コロナに感染しない人がいる理由を解明するために遺伝子の変異を調べていた。

NATIONAL GEOGRAPHIC
私達の身近には体が強い人弱い人、目がいい人悪い人、背が高い人小さい人、多種多様な人がいますが、その人の中にあるウイルスに対して耐性がある人というのもこれまで確認されています。

このNATIONAL GEOGRAPHICの記事によると、エイズを引き起こすヒト免疫不全ウイルス(HIV)に対しても実は耐性がある人が存在しており、その人は受容体にデルタ32という受容体が特殊な構造をしているため感染はするものの発症するまでの期間が明らかに通常の人よりも長いといいます。

他にはノロウイルス。細胞に取り込むという一連の流れがあるのですが、変異をもつ人は腸管上皮細胞には侵入することができず感染することもないといいます。

このように特殊な遺伝子をもつ人というのは世界中に存在しており、新型コロナウイルスを含むコロナウイルス全般にも同じことが言えるというものです。

現時点でそのような人が発見されているのかというと微妙で、2020年の研究では新型コロナウイルスにさらされたが発症しなかった医療従事者らはメモリーT細胞を割合が多かったといい、この細胞がコロナウイルスを退治することで新型コロナに対する潜在的な耐性がある可能性があると見ています。

アテネアカデミー生物医学研究財団の免疫学者であるエバンゲロス・アンドレアコス氏らの研究チームは家族やパートナーが感染し、その人の身近にいたものの何の発症もしなかったというボランティア5000人を対象に研究を進めており新型コロナに耐性がある人を探し出そうとしています。