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先日、ロシアの黒海艦隊の旗艦となるスラヴァ級ミサイル巡洋艦1番艦『モスクワ』が沈没したことを受けて「火災が発生し爆発、海が荒れる中で沈没した」などと主張しているものの、米海軍は当時その海域は波高はわずか1mしかなかったと説明しています。

討ち取られるロシアの軍。ロシアの将校をはじめ、最新の戦闘機、レアな装甲車などいくつかあるのですが、今月14日、なんとロシア黒海艦隊に所属する旗艦モスクワが沈没するという自体が発生しました。これはオデーサ州の知事は3月14日にロシア海軍の黒海艦隊の旗艦「モスクワ」に対して「ミサイル攻撃で深刻な被害を与えた」とSNSに投稿。これが急速に広まり、その後沈没したという文字が続きました。

ではロシア軍はこの事態をどう発表したのか。つまり彼らの発表が正しいかどうか、過去西側の発表とは異なる発表を繰り返していたのですが、今回はどう発表するのか注目されました。そして彼らは翌日14日に「火災は弾薬の爆発が原因で、艦が深刻な損傷を受けており、乗組員は完全に退避した」「悪天候での曳航中に沈没した」と述べました。

つまり攻撃を受けて沈没したのではないと説明していたのですが、米海軍は当時モスクワがいた海域は波高は1メートル、風速は14ノットに過ぎなかったと発表しました。
つまりロシア国防総省が発表した「悪天候での曳航中に沈没した」というのは大嘘であることが明らかになりました。

常識で考えても軍事作戦中に偶然爆発が発生し沈没したというのは考えにくく、何らかの外部からの攻撃に晒されたことは間違いありません。米軍はウクライナのネプチューン対艦ミサイルで撃沈されたと公式に発表しており、これでほぼ間違いないと考えられます。そしてこれを証明するのようにロシアの艦艇はオデーサ沖から撤退していることも明らかになっています。

つまりどういうことかというと、この旗艦を失ったことに対してもロシア側は正確な発表は一切していないということです。ロシアがこれまで発表していた全ての内容について信憑性を失ったというものであり、今後も信用するに値しないということになります。