H-6N_CH-AS-X-13_1

軍事力の急速な拡充を図っている中国、これは日本を含め東アジア諸国の中では桁違いな規模になっていると考えられるのですが、そんな中国で爆撃機の機体下部に搭載した対艦弾道ミサイルを撮影した非常にめずらしい映像が撮影されました。


こちらが@lqy99021608というアカウントにより撮影されたH-6N爆撃機に搭載された『CH-AS-X-13』という空中発射型対艦弾道ミサイルです。ただし、撮影された日時などは一切不明です。

The Driveによると中国公式の発表としてH-6N爆撃機については2021年の時点で既に運用状態あるのですがミサイルの状態については不確かで明確な記述はないとしています。ただこのような映像や写真が撮影されていることから稼働状態の可能性もあると指摘しています。

H-6N_CH-AS-X-13

CH-AS-X-13はDF-21という地上発射型の弾道ミサイルの派生型とも言われているのですが、ミサイルの全長は12メートル程度あります。これは空中で投下後に高度を上げ極超音速で敵の水上艦、つまり空母といった大型艦艇を対象に急角度で落下し攻撃するというもので迎撃も難しいのではないかとしています。

一方爆撃機H-6Nは元はソ連時代のTu-16を改造し空中給油能力など付与した中国独自モデルで唯一の長距離爆撃機になります。中国では戦闘機開発は盛んに行なっているのですが、政治的な理由もあるのか爆撃機に関しては積極的に開発はしていません(ただし現在ステルス爆撃機を開発中)

この兵器システムは例えばアメリカや韓国、そして日本といった西側の空母・準空母を対象した兵器であることはほぼ間違いなく、更に複数機運用することで同時に地上もしくは空中から大量ミサイルを打ち込み撃沈するという運用方法がとられると考えられます。

弱い爆撃機は敵の射程外からミサイルを投下する必要があるのですが、CH-AS-X-13の射程は少なくとも1300km以上あるされ十分な射程を有しています。もちろん対艦以外でも敵施設といった対地目的でもある程度運用は可能と考えられます。
このエントリーをはてなブックマークに追加