韓国メディアによるとイギリスの日刊紙は今月13日午後、つまりモスクワが撃沈された日にアメリカ海軍の対潜哨戒機P-8ポセイドンが、モスクワから距離にして160kmの黒海上空を飛行していたと報じています。

[영상] "미군 P8 초계기 모스크바함 폭발 지켜봤다" | 연합뉴스

P-8は主に水上艦そして潜水艦に対してかなり偵察や攻撃を行える専用の大型機で、この手の哨戒機は例えば日本海では北朝鮮の不正な海上輸送などにも投入されています。そんな強力な偵察能力もある哨戒気は航空機航路追跡サイト「フライトレーダー24」のついで機データを分析したところ、同日午後3時27分にモスクワから直線距離で160kmまで接近したとしています。

米国防省の関係者はNATO加盟国であるルーマニア海上で「哨戒活動を行い続けている」としており、このような情報はウクライナ側にも提供されていることが公式に発表されていることから、今回のモスクワ撃沈には少なくともアメリカの情報提供が元になって実施された可能性も伺えます。

ロシアは火災などで沈没したなどと「ミサイル攻撃ではない」と主張しています。しかし、アメイr化は一連ので出来事について少なくとも情報を持っていることは間違いなく、軍の哨戒能力を察知されたくないため単に「後から確認したらミサイルで攻撃された」というような曖昧な表現を用いているだけということになりそうです。