
西側東側、それぞれの兵器がぶつかり合うという状況になっているロシアによるウクライナ侵攻。これに関してロシアは2021年8月に軍に引き渡されたばかりのT-90戦車の最新モデルT-90M プラルィヴ (Прорыв)をウクライナに投入した様子が撮影されていると報じられています。
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T-90Mはこちらも最新鋭機となるT-14という戦車に開発された機器をT-90MSに搭載したモデルです。現在この車両は2021年にロシア軍に正式採用されたばかりのものになっています。

特に主砲はT-14と同じものが採用されており、砲弾は劣化ウラン弾、榴弾、そしてロシア軍の戦車では広く運用されている誘導ロケット弾「スプリンテル」を採用しています。これは遠隔操作で誘導できるミサイルになっています。
その他にもエンジンを換装しており、赤外線放射を減らすような構造も取り入られているとしています。また従来のT-90(T-72)とは異なり新しい砲塔を搭載しています。このような様々な新しいセンサー等も搭載し戦闘効率が向上しているものの信頼性などは引き継いでいるとしており、メンテンスなども容易にしているとのことです。