
ロシアが実戦配備している戦闘爆撃機Su-34。ウクライナ侵攻にも投入されている兵器になるのですが、その撃墜された機体からテープで固定されたGPS装置が発見されたと報じられています。
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Downed Russian Su-34 fighter jets are being found with basic GPS 'taped to the dashboards' - AIRLIVE
彼によるとウクライナで撃墜されたSu-34のコックピットからダッシュボードに固定されたGPS受信機が発見されたというものです。GPSは自分の現在地を表示するため特に位置を見失いやすい航空機には現在幅広く搭載されているのですが、それが戦闘爆撃機にテープで固定された状態だったというものです。
彼によると考えられるのはロシア産のGPS装置の信頼性が低い可能性がありこれを追加で搭載したという説です。またもう一つ考えられるのはウクライナ侵攻以降、軍事機器分野の修理だったり交換が行えない状態になっている可能性があるというものです。
どのような理由でGPS受信機を搭載していたのかは不明なのですが、今回のウクライナ侵攻ではロシア軍が中国製の市販されている無線を使用していることが明らかになるなど装備品の『質』が極めて悪いことが当初から見受けられており、今回もその一つの事例になったことが伺えます。