
近年、戦闘で多く使用されているのはドローンです。これはウクライナでも同様のことが確認されています。そのドローンに何らかの爆弾を搭載し落下させるという攻撃方法についてオランダ企業が爆撃機のような回転式の迫撃砲弾を落下させるドラムマガジンを開発しました。
ロシアによるウクライナ侵攻、実質侵略になるのですがウクライナ側から報じられる映像の多くが空撮となっており、その撮影をしているのはドローンです。つまり偵察というもの以外でも映像として発信させる情報戦を行う道具としてもこのドローンが有効活用されています。
さてそんなドローンに何らかの爆弾を搭載して落下させるという案は今に始まったものではなく、これが広まって移行、特に中東で多く目撃されてきました。そして今回オランダ企業が開発したのはクルクルと回転するドラムマガジンに複数の迫撃砲弾を搭載し落下させるという、爆撃機についているようなものに仕上がっています。
これは試作品であり実際に戦場で利用されているものではありません。
こちらが開発したドラムマガジンです。
これはいわゆる商用ドローンのペイロード、つまり本来は重いカメラや機材を搭載する機能を利用してドラムマガジンを付ける案と考えられます。この手の商用ドローンは例えば郵便物を運ぶものがあり、大型であればかなりの重量も持ち上げることができます。
ただいくつか気になる点があります。
動画ではランチャーの回転に合わせて模擬迫撃砲弾が落ちているのですが、回転している最中に迫撃砲弾が落下する仕様になっており、画面向かって左側にずれた位置に放たれていることが確認できます。つまりこのような落下方法では例えば上空100mから落としたとしても相当ずれた位置に着弾すると考えられます。
そして、わざわざ重いランチャーをドローンに搭載する必要があるのかという点です。これも安全性と信頼性の兼ね合いがあるのですがもっと多く砲弾を載せる案はランチャー以外にもある気がします。

例えば中国の民間企業『ZIYAN UAV』はヘリコプタータイプのドローンを使用して82mm迫撃砲弾を4発、縦方向に搭載し落下するという案を既に開発しています。

またイラクではこのようなドローンも登場しており、大型かつ複雑なランチャーを搭載しなくてもより簡素な攻撃方法は現場レベルで運用されています。
さてそんなドローンに何らかの爆弾を搭載して落下させるという案は今に始まったものではなく、これが広まって移行、特に中東で多く目撃されてきました。そして今回オランダ企業が開発したのはクルクルと回転するドラムマガジンに複数の迫撃砲弾を搭載し落下させるという、爆撃機についているようなものに仕上がっています。
これは試作品であり実際に戦場で利用されているものではありません。
— Def Mon (@DefMon3) May 14, 2022
こちらが開発したドラムマガジンです。
これはいわゆる商用ドローンのペイロード、つまり本来は重いカメラや機材を搭載する機能を利用してドラムマガジンを付ける案と考えられます。この手の商用ドローンは例えば郵便物を運ぶものがあり、大型であればかなりの重量も持ち上げることができます。
ただいくつか気になる点があります。
動画ではランチャーの回転に合わせて模擬迫撃砲弾が落ちているのですが、回転している最中に迫撃砲弾が落下する仕様になっており、画面向かって左側にずれた位置に放たれていることが確認できます。つまりこのような落下方法では例えば上空100mから落としたとしても相当ずれた位置に着弾すると考えられます。
そして、わざわざ重いランチャーをドローンに搭載する必要があるのかという点です。これも安全性と信頼性の兼ね合いがあるのですがもっと多く砲弾を載せる案はランチャー以外にもある気がします。

例えば中国の民間企業『ZIYAN UAV』はヘリコプタータイプのドローンを使用して82mm迫撃砲弾を4発、縦方向に搭載し落下するという案を既に開発しています。

またイラクではこのようなドローンも登場しており、大型かつ複雑なランチャーを搭載しなくてもより簡素な攻撃方法は現場レベルで運用されています。