春秋航空2次元キャラ『春秋姫』_1

企業や組織が利用者に親しみ得るためキャラクターを作るというのはよく行われていますが、上海に本社を置く春秋航空公司は航空会社としては非常に珍しい、最近のスマホゲーでありがちなモリモリ2次元キャラをデビューさせたと報じられています。

中国の航空関連サイト『CANNEWS』によると、春秋航空公司 (SPRING AIRLINES CO.,LTD. ) は今月20日、緑色を基調とした2次元キャラクターを『春秋姫』デビューさせたと報じています。色は同社の新しいペイントスキームを特徴としたものからこのような配色になったとしています。

春秋航空首发二次元形象,航司营销如何打破次元壁?_中国航空新闻网

春秋航空2次元キャラ『春秋姫』_3

このような感じなのですが、最近中国のゲーム、特に『軍モノ』ではキャラクターの後ろにこのような装備を載せるということが普通に行われており、日本でいうところのよく分かりませんがガンダムといったロボットモノにありがちな構図がかなり多くなっています。

同社によると今後も空港などに『春秋姫』を登場させ利用者と接する機会を多くすることで特に若者世代とのつながりを強化したいとしています。
この春秋航空が二次元キャラを利用するのは初めてではなく2014年にもアニメーションフライトなるものを行っておりやはり若者をターゲットにこのような取り組みを行っていることが明らかになっています。

春秋航空2次元キャラ『春秋姫』_4

記事を直訳するとこのようなイラストは中国では『マシンガール』『メカガール』とも呼ばれ、2次元作品における機械をキャラクター化することでは一般的な文化だとしています。このような取り組み、つまり機械をキャラクター化するという文化を含め『二次元文化』が一般化されたことで利用者の規模は拡大を続けており関連する調査報告では中国における二次要素産業は成長期に入っているとのこと。

2020年には全体の市場規模は1,000億(元なのかドルなのか不明)に達し、2023年には二次元を支持するユーザー数は5億人に達すると予想され、大半は90年代およびそれ以降のユーザーが80%以上を占めるだろうとしています。