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よくお笑いのネタなどにもされるハゲ。これに関しては最近扱いが難しくなっているというそんな印象もあるのですが、イギリスではハゲという言葉が男性に対するセクハラと認められたと報じられています。画像はWikipediaのハゲから。

この裁判は、原告であるトニー・フィン氏が電気技師としておよそ24年働いていた醸造用のタルを製造する工場を解雇された時に、人事担当のジェイミー・キング氏から「bald c---(ハゲのクソッタレ)」と罵られて脅迫されたとして、慰謝料を要求したものでした。

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薄毛の悩みは男性であれば一度は感じたことがると思うのですが、なぜ今回ハゲということばがセクハラ、『セクシャルハラスメント、性的な言動』とみとめられたのか。記事によると判事たちは自身の経験も引き合いに出しながら「ハゲは女性よりも男性に多く見られる」と主張。
つまりこれは男『性』に対して「性という保護されるべき特性」に関連するとみなしたというものです。例えれば女性に対して胸のサイズが「大きい、小さい」と口にしているのと変わらないと認識されたというものです。

そもそもこの裁判は職場で「bald c---(ハゲのクソッタレ)」と呼ばれ工場を解雇したときに慰謝料を請求するため訴えた裁判でした。この言葉についても尊厳を侵害していると判断され最終的に訴えられた人物はセクハラに該当すると判断されました。