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海外メディアによると、最近アメリカとカナダでA型肝炎を発症する患者が増えていると報じられています。詳細は不明ですが、このいちごはFreshKampoあるいはHEBのブランドで大手ショッピングセンターなどで販売されていたものだと当局が発表しています。

Live Scienceによると、米国食品医薬品局(FDA)はアメリカとカナダで同時多発的に発生しているA型肝炎患者の急増に関して、FreshKampoおよびHEBというブランドで2022年3月5日から4月25日まで販売されていた有機イチゴに原因があるとして、Aldi、HEB、Kroger、Safeway、Trader Joe's、Walmartなど大手で販売されていたものを買った人に対して、冷凍保存などしている場合は直ちに捨てるよう促しています。

Contaminated strawberries linked to hepatitis outbreak, FDA says | Live Science

米当局によるとこのA型肝炎はカリフォルニア州で12例、ミネソタ州で1例、ノースダコタ州で1例を含む、17例を確認しており、12人は入院を必要としているとのこと。カナダでは合計10例報告されており4人が入院が必要な状態だとしています。

一方、汚染されたイチゴを出荷したとして指摘されているFreshKampoは米当局と調査の調査を受けているという内容を発表しており、協力しながら問題の発生箇所の特定を行っているとのこと。

肝炎はA、B、C型があります。A型は発展途上国で主に広まっているもので、これはA型肝炎に感染した人の糞便が水などを利用し野菜や果物を介して他人の口に入ることで感染が広まります。つまり今回のイチゴの例も何らかこれが理由で広まっている可能性があります。

CDCによると肝炎ウイルスに感染したすべての人がすべて症状を発症するわけでははない、つまり無症候性となる場合もあるとしており、発症する場合は口にしてから2〜7週間後に現れ倦怠感、吐き気、嘔吐、腹痛、暗色尿、灰色便と黄疸、目と皮膚の黄変などがあります。
通常は1~2週間で回復するものの、肝炎が慢性化し肝不全つまり移植が必要なレベルにまで悪化することもあります。

予防としては仮にそのようなものを口にしたとしても、口にしてから1~2週間以内に予防ワクチンを摂取すれば感染(発症)を防ぐことができるというとても優秀な曝露後予防(PEP)というワクチンが存在しており、基本的に1回これを打てば2回目は不要とされています。
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