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世界中のありとあらゆる文化は自国に起源があるという主張が繰り返される韓国、理由は定かではありませんがとある国立研究所の研究室長という人物が大豆の元となった種に関して韓国に起源があると主張し話題になっています。

これは韓国メディアに掲載された内容で国立白頭大幹樹木園の産業化研究室長という人物がロシアによるウクライナ侵攻で大豆やトウモロコシの価格高騰することで、化石燃料やバイオ燃料の価格にも影響があるというものです。

[기고] 백두대간 자생식물 이야기 <7> 콩의 기원 돌콩

その流れで「大豆は世界で3億8000万トン生産されている」としながら、人類にとって非常に重要な食料である大豆に対して「この品種の原産地は我が国(韓国)であるという事実はあまり知られていない」と主張。
彼によると「今の作物はその多くが野生から大量に収穫できるよう品種改良されたものになるが、大豆にも起源となる植物があり、大豆はツルマメだ」「ツルマメは韓国が起源であることが明らかになったが、国際CWRでは未だに中国が起源と表記されており正す必要がある」などとウクライナ侵攻と穀物とは無関係なことを主張し始めるというよくわからない内容になりました。

ツルマメは韓国が起源なのか、Wikipediaで簡単に調べてみると、例えば日本では縄文前期のツルマメ種子圧跡が確認され縄文前期から利用された可能性があると考えられているとしています。一方韓国のWikipediaには東アジアに分布しておりロシア極東、日本、中国、台湾、韓国が原産地だとしており韓国が原産地とは一切記載されていません。
一方中国のWikipediaでは野生大豆(ツルマメ)という表記になっており、中国本土では新疆ウイグル自治区、青海省、海南省、山東省、東営市に分布しているとしるされています。

ツルマメを含め大豆がどのような理由で韓国に起源あると判断したのか、判断をした論文などは探す必要もないと思われます。

ちなみにこれまで韓国が起源された食べ物としてはワサビや長崎ちゃんぽん、うどんまであるとされています。韓国起源説の一覧